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光学部品

OPTICAL PARTS

TO-Cap

溶融レンズキャップ

TO-Cap

溶融レンズキャップ

製品概要

溶融レンズキャップは、金属缶に対し、ガラスレンズをダイレクトに溶着接合した部品です。精密研磨したレンズを使用していないこと、低融点シールガラスを使用せずに接合している(=部材が少ない)ことから、ボールレンズキャップのコストダウン製品として開発されました。ボールレンズキャップよりも結合効率が劣るものの、フラットウィンドウキャップに比べれば集光能力があるため、特に受光素子用パッケージでの採用実績が豊富です。

特徴

高気密性・高信頼性

ガラスレンズと金属缶をダイレクトに接合した部品でありながら、高い気密性と高い信頼性を実現。
気密性:1×10-9Pa・m 3/s以下
温度サイクル試験(-55 ⇔ +125℃)2000cyc、恒温恒湿試験(85℃、85%)2000hクリア

小型化に貢献

低融点シールガラスを使用しないダイレクトシール方式であることから、小径や低背などの小型化が可能。
Ex) ミニタイプ:缶外径φ1.96mm、レンズ有効径φ0.8mm

カスタム設計対応

レンズ材質として内製ガラスを使用しており、レンズ曲率の設計にも対応。また、使用波長域や目的に応じ、各種光学コーティングのカスタム設計にも対応致します。
光学設計

豊富な量産実績

自動検査機による検査を含めた量産体制が構築されており、少量から大量生産まで、安定した品質の製品を供給可能です。
品質保証体制

標準サンプル

標準サイズ:ミニ、TO-52 (TO-46)
金属缶材質:コバール
レンズ材質:ホウケイ酸ガラス(内製ガラス)

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