
概要

弊社では、ガラスへの金属導入線の埋め込み、金属リングへのガラス付け等、多種多様な気密接合加工を行っております。 ガラスと金属の接合技術の歴史は古く、ブラウン管、電子管等の各種真空管製造に用いられてきました。 技術的には、金属の膨張係数が近いことが要求され、そこには多くの経験と熟練が要求されています。弊社では、金属導入線、金属リング、金属キャップ等多種多様なガラス接合を行っています。
製品情報Vol.G1 ガラス製品 Rev.5.0 (Jun.2017)(PDF)
主な技術(製品)
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電子管真空容器 気密シールガラスと金属(コバール)との気密封着において、その高い信頼性を得るには、金属の酸化膜制御及びその拡散制御が重要な鍵となります。弊社では、経験に培われたノウハウを駆使し、他社にない高精度の封着技術を提供しています。 ・主な製品 VI (Vacuum Interrupter)管・・・真空バルブ、真空スイッチ管、真空スイッチ バルブII (Image Intensifiers)管・・・X線イメージインテンシファイア用真空容器 X-Ray Tubes・・・医療用、検査装置用X線管用ガラス真空容器 |
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各種ステム プレス加工電子管用、X線用ガラスステムの製造を行っています。電極用金属端子(タングステン、コバール、ジュメット線等)の封着加工が可能です。 |
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ダイレクト封着加工特殊封着加工技術により、金属を局所過熱し、ガラス部品を金属に直接溶着します。溶着部は気密性が保たれ、強固に溶着することが出来ます。局所加熱のため、ガスバーナー加熱よりも、ガラスの変形を抑え、精度よく溶着することが可能です。・主な製品 ダイレクトシールキャップ |
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紫外線透過材と金属の気密接合(シール)線膨張係数の小さい石英ガラスをシールガラスを用いて金属キャップに溶着します。紫外線等によるシール部の劣化が少なく、長時間気密性を確保することが可能です。・主な製品 石英キャップ、サファイアキャップ |
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赤外線透過材と金属の気密接合(シール)赤外線透過に優れるシリコン(Si)やゲルマニウム(Ge)をシールグラスを用いて金属キャップに溶着します。赤外線等によるシール部の劣化が少なく、長時間気密性を確保することが可能です。・主な製品 赤外線透過用キャップ(Siキャップ、Geキャップ) |