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光学部品

OPTICAL PARTS

TO-Cap

ボールレンズキャップ

TO-Cap

ボールレンズキャップ

製品概要

ボールレンズキャップは、高精度に研磨されたボールレンズを、低融点シールガラスを用いて金属缶に接合した部品です。主に集光・結合用途で使用され、非球面レンズキャップに比べて結合効率は劣りますが、コストは抑えられるため、光通信のアクセス系向けを中心に国内外の多くのお客様に採用いただいております。
山村フォトニクスでは、TO-CAN向けの標準的なサイズのキャップを取り揃えるとともに、高さやレンズなど一部の設計変更や、特殊形状の完全新規設計、光学コーティングなどのカスタム設計にも対応しています。また、豊富な量産実績があることから、短期間での量産立上が可能で、お客様のスピーディな開発をサポートします。

特徴

高気密性・高信頼性

低融点シールガラスを用いて金属缶と窓材を接合することで、信頼性の高い気密パッケージを実現。
各種国際規格(Telcordia、JIS等)に適合した製品です。
気密性:1×10-9Pa・m3/s以下
温度サイクル試験(-55 ⇔ +125℃)2000cyc、恒温恒湿試験(85℃、85%)2000hクリア

TO-CAN用標準サイズをラインナップ

TO-38、TO-56、TO-46を標準サイズとしてラインナップ。
ボールレンズの屈折率はnd=1.5、1.8、2.0の3種類を標準製品として取り揃えております。

サイズ・光学コーティングのカスタム設計対応

標準品をベースとした設計変更、完全新規設計どちらにも対応。設計から量産まで一貫対応します。
開発段階の少量試作品については、切削加工の金属缶を選択することで試作コストの低減も可能です。
また、使用波長域や目的に応じ、光学特性を最適化するコーティングも設計提案致します。
光学設計

豊富な量産実績

光通信向けを中心に1000万個以上/月レベルの大量生産実績があり、自動検査機を用いた検査体制を背景に、高品質の製品を安定して供給します。
品質保証体制

標準サンプル

標準サイズ:TO-38、TO-56、TO-46
金属缶材質:50NiFe
レンズ屈折率:nd=1.5、1.8、2.0

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